髪の毛って、結局のところは”たんぱく質”でできているわけですから、たんぱく質を多く含む食事を摂ることが最低限の行為なんです。
育毛剤や毛生え薬というのは、髪の毛の材料であるたんぱく質を活かすための媒体、であるに過ぎません。

だから、たんぱく質もちゃんと摂らなければいけないし、自力で髪の毛が生えてこないのなら生活習慣を直したり、育毛剤や毛生え薬といったものの力を借りなければいけないですね、という話です。
髪の毛の材料となるたんぱく質は、肉や魚、豆腐や納豆などの豆類にたくさん含まれています。
でも、たんぱく質を多く含むものだけをたくさん食べていればいいのかというと、そうじゃないですよね?
たんぱく質をアミノ酸に分解し、そのアミノ酸を髪の毛に作り直すためには、体内で様々な栄養素が複雑に絡んでいるから、最終的に髪の毛になるわけです。
複雑に絡む栄養素というのも、ビタミンやミネラルなども含みますし、確かに髪の毛が作られるために最低必要な栄養素というのは研究・解析されています。
だから髪の毛に必要な栄養素だけを意識して食事すればいいのか、というとそうじゃなくて、それに絡む栄養素は”髪を作るために必要な栄養素だけではない”ということ。

だからこそ、
「いろんなものをバランス良く、好き嫌いなく食べなさい」
と、昔から言われているんですね。
薄毛に悩んでいる人を見ていると、やっぱり偏食の人が多い気がします。
好き嫌いが多いというのもありますが、脂っこいものばかりを食べてしまうような生活習慣になっていたり、好き嫌いしているわけじゃないけれど、いつも購入する食材が偏ってしまっているなど。
偏食というものをあまり意識することなく、とりあえず違ったジャンルの食事をまんべんなく食べていけば、髪の毛に必要な栄養が摂れないということはないはずです。
もちろん、食生活だけで生えてくるわけではないと思いますし、その人独特の体質であったり遺伝的な問題であったりするわけで、だかこそ育毛剤や毛生え薬といったものが存在意義があるわけで。
私も遺伝(母方の父親がつるっぱげだった)という、超えられない壁がありました。
10代、20代の頃は髪がごつくて多すぎて、散髪屋さんに
「あんたの髪は多すぎるけん、割増料金もらわにゃいけんな(笑)」
などと言われるほどだったんです。
しかも中・高の時から白髪もチラホラあったので、将来ハゲることはないだろう、と高をくくっていたところがあるんですが、35歳くらいの時に頭のてっぺんから薄くなっていき、徐々におでこ方面へ薄毛が広がっていきました。
このままじゃ将来、「はかせ」のようになるな、と思っていたんですが、偶然友人からのタレコミ(?)により髪の毛が完全に復活したわけです。
私の中では、3ヶ月続ければたとえ遺伝といえども、壁は超えられると思っています。
ただ、フィンペシアは誰でも飲めますが、ミノキシジルは心臓疾患などがある人は飲んではいけないので、そのあたりは注意が必要ですよ。
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